ニャオニクス杯 ニャオニクスのホワイトデー 開催のご報告
散々告知して来ましたニャオニクス杯~ニャオニクスのホワイトデー~ですが、昨日無事終えることができました。27組54名もの方にご参加頂き、そのうち15組が今回からの参加ということで、前回に引き続き「ど、どこにこんな数のポケカップルがいたんだ……どこに隠れてたんや……」という驚きでいっぱいです。ほんとに。
当日の様子はトイさんや妻から別途ブログ等で詳細レポートがあるかと思いますので、そちらをお待ちください。
僕の方からは各賞の結果とお礼を先にご報告します。
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◯ネイビーリーグ(12組24名)
優勝:コスズさんユウリさん
2位:りんごアメさんぶんぶくさん
3位:ちゃきさんB3さん
◯ホワイトリーグ(15組30名)
優勝:ブラッキーさんエーフィさん
2位:せとちんさんあいこさん
3位:NatzさんRitzさん
◯ニャオニクス賞
Rayさんアリルさん(大賞)
ジュレさんリコッコさん
もこさんなつきさん
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ということで各種入賞された方々、おめでとうございます! また多くの方々から楽しかった、参加してよかったとお声かけ頂き、主催者冥利に尽きます。
◯前回との違い
告知エントリでも書きましたが、カップル限定の構築戦という仕組み自体は前回と変えていません。またカップルでやってるけどなかなか外の環境で対人戦をやるに至らない、という方々に最初の一歩を踏み出してもらいたいという狙いも前回同様です。
ただその狙いの実現手段はいくつか変えています。
・対外試合の経験値別のリーグ分け(ジムバトル等での経験が少ない、ゼロという方はホワイトリーグ、それ以外はネイビーリーグ)
・ホワイトリーグでの男女クロスマッチ廃止(ネイビーでは継続)
・GXマーカー強奪システム廃止
・交流要素の強化(ともだちてちょう・交流型フリーマッチ)
この後参加者の方にはアンケートをお送りします。今後のニャオニクス杯をより良いものにするためにも、これらの試みがどこまで上手くいったのか知りたいと思っておりますので、ご回答にご協力頂けると助かります。
◯イベント主催者として
また前回はプライズ(賞品)を中心に、かなり主催外のリソースをお借りした面がありました。採算も黒赤度外視で実施しました。それは初めての試みだったからであり、また2回目を想定していなかったからでもあります。
一方、今回はなるべく主催のリソースだけで回せるようにし、お金もルールも人もなるべく全てを「想定の範囲内」で収めようとしてきました。それは本大会を継続可能なリソース量で実施した場合、どうなるのかを見たかったからです。
結果としては、頻度は議論の余地があるにしても、個人的には継続開催は可能だと思っています(トイさんや妻にはなんて言われるか分かりませんが)。ここらへんについては、1回目から2回目の改善点等含め、後日どこかでまとめておきたいと思います。
◯まとめ
しかし当日は大きなトラブルもなく(ジャッジ案件ゼロ)、無事に終えられてほっとしております。前回と違い当日は運営に徹していたので、参加者の皆さんとお話出来る時間が少し増えたのも良かったです。手伝って貰ったトイさんゆめいろさんありがとうございました!
そもそも(ニャオニクス杯に限らず)ポケカの自主イベントは基本的に参加者の方の善意によって支えられている部分が多分にあり、大会のクオリティの大半は参加者自身によって担保されている面があります。要は参加者いい人たちばっかりでよかったって話。今回参加いただけなかった人も、もし次回あれば(そして都合が合えば)参加いただければ嬉しいです。
冬ファン~グランドフェスティバル~に出てきたよ
2/18、例によってバトコロ高田馬場店で開催された冬ファンに出場してきました。
冬ファンてなんぞ?という方はこちら。
1. 出場デッキ
タイプ:ヌルはシルヴァディになぜ進化出来たのか? をテーマにシルヴァディとゲンガー(ゲンガーEX+クリープショーゲンガー)のデッキで参戦。以下概要。
タイプ:ヌルがシルヴァディに進化できた理由は、公式には「グラジオとの絆が深まった」ということになっています。しかし本当にそうでしょうか?
ヌルというのは欠落しているという意味であり、ゼロとは異なる概念です。ゼロに1は足せますが、ヌルに1は足せません。ヌルは本来1にも100にもなれない存在です。
では何がタイプ:ヌルに欠けていたのか?
それは魂です。
シルヴァディ(およびタイプ:ヌル)の体は尻尾が魚、前足が猛禽類、胴体が獣といういわゆるキメラであり、「先に体を作った」ことは自明です。そしてそこに魂をいれそこねた。
とはいえ魂はゼロサムであり、勝手に作れない。作れないなら奪うしかない。
ということで、タイプ:ヌルが本当に進化できるよう、ウラウラ島のゴーストポケモン、ゲンガーに力を貸してもらい、魂を集めることにしました。
……というデッキです。
テーマは前回のミュウツー開放計画に近く、ポケモンのストーリーにおけるややダークな要素の面を掘り下げる二次創作的な感じです。なお真ん中のニャオニクスはクリープショーの手助けをしてくれる(宣伝を兼ねた)特別ゲストですw
2. 対戦結果
1戦目:おかぴさん(ルナアーラたくさん) ◯5-0
試合前の会話。
おかぴ「そうだくろぶさん、お願いがあるんです」
くろぶ「なんすか?」
おかぴ「試合中、ネクロズマあかつきのすがたをルナアーラあかつきのすがたって呼んでいいですか?」
くろぶ「全然いいですよ!」
試合中の会話。
おかぴ「ネクロズマあかつきのすがたGXを出します」
くろぶ「ルナアーラあかつきのすがたね」
おかぴ「ネクロズマ出します」
くろぶ「ルナアーラあかつきのすがたね……」
ちょっとお兄さん?
いや合ってるんだけど、合ってないというか。
なお試合はおかぴさんがサポに触れずクリープショーで魂たんまりいただきました。ゴチです。
2戦目:わるさばさん(横浜ポケモンセンターリスペクトルガルガンゾロアーク)
フラダリガールズのわるさばさん。ただカエンジシとかではなくルガゾロ。どうも横浜のポケモンセンター推しデッキらしく、そこのスタッフさんがルガルガン好きなようでルガルガン、とのこと。なおゲーチスやフラダリをトラッシュしたときのわるさばさんの笑顔が印象的でした。どうもボスズ好きからするとボスズはトラッシュしてなんぼらしいです。
なお試合はルガゾロの強さをわからされた試合でした。まあ、前無視して殴れるの強いよね。ニコタマで。
3戦目:カズヤさん(冬ファンデッキ)
冬ファン参加者の名前の頭文字で作られたデッキ。僕はもちろん妻も入ってます。そして何より……
カズヤさんと言えばゲンガーコレクター!
ゲンガーコレクターを2017/1/4からユルユルと初めまして、本日2018/2/18に国内版(1ED有無まで)のコンプリート達成いたしました!
— カズヤ@冬ファン優勝出来ました! (@mega_kazutanku) 2018年2月18日
ご協力下さった沢山の方々、ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします!
ファイリングして動画アップしよう٩( ᐛ )و pic.twitter.com/ag3WpD0oRU
ゲンガーコンプリートしてる方がゲンガー使わず、僕がゲンガー使っているという謎の対戦。
試合前の会話。
カズヤ「ゲンガー倒したくないな~~~~~~!!!!」
くろぶ「そうですよね~~~~~~!!!!」
試合中の会話。
カズヤ「くろぶさん(ククイ博士)使って、きよねさん(キュレム)のげきりん使います。お、夫婦揃った!」
くろぶ「(中途半端にダメカン乗せると一層怒られそうやな……)シャドーアタック使います」
次のターン。
くろぶ「ターボドライブできよねちゃん落とします」
カズヤ「落とすの!? ほんとに!?」
なおクリープショーも使いましたが最後はなぜかニャオニクスで勝ちました。ファンデッキ同士だと谷込みの1エネ60って強いねん。
最後にカード頂きました! ありがとうございます!
3. まとめ
前回よりもさらにプレゼンの底上げがされていて大変楽しいコンテストでした。個人的には今回は結構くせになるフレーズが色々出て来ました。にものさんの「2色4エネ期待値100!」連呼とかdoorさんの「ワザを打つのに必要なのは? プロテインですね」とか。フリップに「◯◯◯◯ー」って書いてあったのになんで答えがプロテインなんだ。最後の伸ばし棒どこにいったんだ。
なお現行メンツによるファンデッキコンテストの開催はこれがラストとのこと。みやたさんゆさまトイさんマヨさん、主催・運営お疲れ様でした。とはいえファンデッキ自体は不滅でありまして、またどこかで誰かが開催してくれることを期待しています。あー楽しかった。
カップル向け2on2 ニャオニクス杯~ニャオニクスのホワイトデー~ エントリー開始のお知らせ
アローラ! すでにお伝えしています通り、昨年7月に開催したカップル向け2on2「ニャオニクス杯」が再びやってきます。3/10(土)@バトロコ高田馬場店です。
※エントリーフォームは記事の最下部にあります。以下の概要をお読みの上エントリー下さい。
▼大会概要
開催日時:2018年3月10日(土)1300~(1200受付開始)
開催場所:バトロコ高田馬場店
主催および運営:くろぶ、きよね、トイ
レギュレーション:スタンダード(カップルによる2on2)
試合数および形式:スイスドロー4試合を予定。30分1本勝負
参加費:1カップル1500円(750円/人)
※学割有り 学生-学生のカップルは1000円、学生-社会人のカップルは1200円
参加賞:3/9発売の最新パック2パックに加え、フォトブースでのチェキなど手作り参加賞を鋭意準備中!
定員:27組54名28組56名(トイ枠をリリースし忘れていました)
リーグ形式:参加者のニーズに合わせた2リーグ制を予定
※前回採用した特殊ルールについて:女性のGXマーカー強奪は廃止
各賞について:リーグごとの優勝者以外に、主催者によるニャオニクス賞の授与あり
持ち物:デッキ、ダメカン、筆記用具
※公認自主大会の予定です
▼ニャオニクス杯の狙い、および前回との違い
ニャオニクス杯の狙いは、前回の告知エントリに書いた内容からほぼ変わっておりません。カップルでポケカを楽しんでいる方が、そのまま2人並んで楽しめるイベントを用意したい。そしてそれはあまりジムバトルや自主大会に出たことがない方の第一歩にも繋がるのではないか、そう思っています。
一方で、前回は最終的な参加者数が当初想定を大きく上回ったこともあり、「こうすればもっと楽しく出来るはず」という点がいくつかありました。そこで今回は以下のような変更点を加えています。
1. 参加者の人となりが分かる情報の提供
今回、エントリー時に1カップル1つ、自己紹介文を書いて頂くことにしています(100-200文字程度)。前回の大会終了後アンケートで、想定以上に「参加者との交流」を求めていらした方が多く、その一方で対戦した相手以外の情報を知る手段がありませんでした。そこで今回はこうした自己紹介文を書いて頂き、当日会場で参加者にのみ冊子としてお配りします。
2. 対戦志向に応じたリーグ編成
特に最近ポケカを始めた方から頂いたのが、自分たちと同じレベルのプレイヤーと対戦したいという声でした。ビギナー向けとして女性が男性のGXマーカーを強奪できるルールを用意していましたが、終了後のアンケートを分析した結果、(話題性はあったものの)実際は当初の狙い通り機能しなかった可能性が浮上しました。
そこで今回、エントリー時に対戦志向をヒアリングし、なるべくその希望通りにリーグ分けを行いたいと考えています(エントリー締め切り時の結果によっては希望に添えないケースもあります)。実験的ではありますが、そうしたニーズにも応えたいと思っています。
3. 主催2人は運営に専念
より円滑な運営と参加者同士のコミュニケーションを図るため、くろぶ&きよねの主催2人は今回運営に専念します。
▼エントリー方法
下記のエントリーフォームからエントリーをお願い致します。先着順、定員埋まり次第〆切となります。
ニャオニクス杯 ~ニャオニクスのホワイトデー~ エントリーフォーム
※上記フォームが募集終了していた場合、下記のキャンセル待ち用フォームからエントリーをお願い致します。
アロクリ事前予想 答え合わせ座談会!
少し間が空いてしまいましたが、アロクリでは事前(12/8=新弾発売日)に注目デッキや注目カードの予想をしていました。とはいえ主催が事前にあれこれ言って当日の環境に関与するのもアレだなあと思い、後からこっそり公開することにしました。
ということで先日答え合わせ編の座談会を3人でやりましたので、その模様をお伝えします。
▼大会結果振り返り
◯上位入賞者
優勝:けろぽんさん(ナゲツケサルゾロアークGX・5-0-0)
準優勝:カズマさん(グソクムシャGXネクロズマGX・4-0-1)
3位:こばゆうさん(グソクムシャGX子ラランテス・4-1-0)
4位:ぺるーさん(竜ジジーロン+超バレット・4-1-0)
6位:ヤナギさん(ジジーロンGXソルガレオGX・4-1-0)
◯使用率上位デッキ
1位:ガブルカ(10人)
3位:ソルガレオ系統(4人)
▼振り返り座談会~デッキ編
◯事前予想(デッキ)
◯外しまくり? 惜しかった? 合ってるところ探し
klov:ということで。アロクリお疲れ様でした! さっそく事前予想の答え合わせですが……うーん……(予想が)ダメな気がする。
トイ:全然ダメでしょこれwwww
klov:惜しいところを探してくことにしましょうw
きよね:がんばろう……
klov:まず何がダメかというと、ガブルカのガの字もないw
きよね:ホウホウGXまでは予想出来たんよ(きよね大穴にホウオウGX)。でも環境がホウオウのその先に行っちゃった。メタの回りが早かったね……。
トイ:ただガブルカはTier1ではあったけど、数の割に成績はあんまりだから合ってるっちゃ合ってる。結果論w
klov:僕らの予測、3人とも2進化嫌い過ぎたよねw 僕は結構明確に意識していて、ガブルカ、回ったら強いってのは見たら分かるんだけど、いくらルカリオ居てもそう簡単に2進化立たねーだろと思って外した。
トイ:結果見るとそんなに間違ってないっちゃ間違ってないw ガブルカもネクロズマジバコイルも、5回やるとどっかで事故るので、全勝出来ない。
klov:使用率上位3つはキーカードが2進化なのに対し、成績上位陣は1進化やたねメインなのはそういうことなのかもしれない。ちなみにきよねちゃんの鋼ゾロアークは、たそがれネクロズマで殴る、は当たってるんだけどレジスチルで加速するのでやっぱり2進化がいないw
きよね:あ~~~~。ジバコイルって言っておけばよかった! 他にかすってるところないかなーw
klov:あえて探すと、トイさんが挙げた超ゾロアークはぺるーさんのにちょっと近い。ゾロアークGXいないけど。
トイ:ぺるーさんあと2日あったら僕のデッキに行き着いてたと思う。
klov&きよね:いやいやいやいやぺるーさんのが強いでしょw
きよね:あとこんなにグソクムシャGXが強いと思わなかった。ホウオウにしてもたそがれネクロズマにしても、基本的に1パン勝負だと思ってたけど、アセロラグズマの2パン勝負だったのね。
トイ:こばゆうさんのグソクムシャデッキはラランテスで120+30+20=170でカプ・テテフGXまで見れるようになってる。
klov:個人的にはこばゆうさんのデッキが一番使ってみたいと思った。エネくじあるし安定感ありそう。
トイ:対抗にケケンカニマッシブーン挙げたけど、まあ優勝ナゲツケサルだし、闘が強いってのはあってたってことで。
klov:無理くりw
◯アローラキュウコンに引っ張られまくった3人
きよね:ところでさっきから誰かさんが全然かすってもないんだけど……。
klov:僕のことdisってます奥さん? いやアローラキュウコンはねー作ってみたんだけどBO3みたいに1試合50分だったら強かった気がする。打点低くて時間内に終わらないw あと何よりガブルカ無理。
きよね:今度グソクムシャ使ってみようかな…あと全体的にどんなテンポで戦ってたのか不思議。グソクはアセロラで回復?
klov:そう。テンポで言うと基本3エネついてからが勝負。だからこそグソクは強かった。倒されても1エネで現状復帰出来る。
トイ:けろぽんさんのナゲツケサルもそうだけど、エネ1枚貼ってグズマって4回いってると勝てる感じ。上位ほどグズマの現物が多い。
きよね:確かにエネついたポケモンをグズマで落としまくれば強そう。3エネで技打つポケモンが多いなら、ベンチでエネ貼って育てないといけないし。
klov:そんな中でエネ1枚で動けるナゲツケサルとグソクムシャはやっぱり早かった。
きよね:結局ホウオウはいなかった?
klov:ホウオウは2人。でもグソクに1回負けた。あれはこばゆうさんが上手かった。コケコがこだわりハチマキつけてかいてんひこうするとホウオウGXに100乗る。
トイ:勝ち方分かってましたよね。
きよね:そうか~エネくじあるとニコタマ引きやすいのね。他に速いデッキってあった?
トイ:なかったですね~。
klov:ダストダスもいなかったしね。というか超タイプみんな使ってなかった。
トイ:というか我々の予想、アローラキュウコンに引っ張られてますよね。僕が挙げた超ゾロアークもダストダスが入ってるイメージで、それはアローラキュウコン=アクアパッチ落ちる=ゴミなだれの打点上がるというロジック。あとレジスチルもロコンやひかりのけっかいキュウコン落とせるから。
klov:そう! メタのスタートをキュウコンから始めちゃったんだよね。実際はホウオウからスタートで、そっからガブルカはホウオウにも勝てるってことで上がってきた。今回のアロクリはそのガブルカを持ち込んだ人と、ガブルカのその先に行こうとした人がいて、上位は後者の方が多かった。
トイ:そう考えると、上位じゃないですがロロたんぬさんのマニューラとかアポロさんのエネ破壊+ばら撒きは理に適っていた気がしますね。
klov:ガブルカはルカリオ並べたいしね。テテフとかも合わせたらガブリアスのHP(150)分はわりとすぐ出ちゃうよねマニューラ。アポロさんのもクラハン4投でゲームテンポを遅くして、ばら撒く回数を上げていて環境にあってた。
きよね:今度グソクムシャ使ってジムバトル出てみようかなあ……
klov:いきなりパクるのかw
▼振り返り座談会~カード編
◯事前予想(カード)
◯ちょっとはマシ? 合ってたところ探し
klov:じゃあちょっと注目カードの予測も見てみましょうか。こっちの方はまだマシな気がする。きよねちゃんの挙げたアローラロコンはかなり採用率高かった。
トイ:公開されたデッキリストで見ると、約30%の採用率。我々がポンチョきた甲斐がありましたね!!!
きよね:やった!アロコンぽい!
klov:他にもエスケープボードやたてがみネクロズマ、僕のジジーロンGX、テンガン山あたりはよく見た。
きよね:ホウオウGXもちょっと前までは合ってたと思うの……
klov:アロクリの時にはすでにメタがその先に進んじゃってたんだよねー。
トイ:月輪の祭壇も、使ってたのぺるーさんくらいだったけど対戦した人は祭壇強いって言ってた。
きよね:スタジアムは割られにくかった?
klov:そう。そもそもスタジアム採用しないプレイヤーも多かった。テンガン山は……ネクロズマジバコイルが使ってたけどそんなに勝ってない。
トイ:ネクロズマジバコイルはテンガン山引けた試合は勝ってたし、そうでない試合は負けてたw
klov:ネクロズマジバコイル使いでいうと、ノナメさんが惜しかった。あれもぺるーさん相手にテンガン山引けずに負けた。ノナメさんはゾロアークGX入りだったけどそんくらいしないと多分テンガン山引けなかったのかも。
トイ:確かに。
◯リョウさんのデッキにかする?の巻
klov:しかしグレイシアGXはいまいちだったね。
トイ:まあぱっと見強いだろ!って思って入れたんですけど。
klov:グレイシアGXキュウコンが2人いたんだけど、両方3エネ付かないと技打てないから厳しそうだった。
きよね:しかもエネ割るデッキと当たってた。
klov:そう。プルメリ。たろさん(5位)の使ってたプルメリが強かった。プルメリ3投してる。よるのこうしんはいない、スカイフィールドも無いのでニコタマ1枚で動けるデッキがなくて、複数エネ貼らないといけないデッキが多いから、エネ破壊が強かった。
トイ:確かに。
klov:あとエンニュート、一緒にゴウカザルについても言及してたんだけど、そっちはリョウさんが毒殺ニンフィアのパーツで使ってた。かすったw
トイ:それで言うと僕のアカギもかすってるw 本人に聞いたけど、アカギは打ったターンにプリエールGXなり何なりで決めきらないと強くないと。
klov:それねー。アローラキュウコンにもアカギ入れてたんだけど微妙だった。
きよね:あとなんでこんなにマニューラいないの? 応援してたのに。
klov:いるはいたよ。3人くらい。ただ上の方には上がって来なかったね。
きよね:みんなそんなにテテフ出さなかったのか。
klov:ベスト8中7人がテテフは2積みだった。あ、あとカウンターエネルギーもあるじゃん。優勝したけろぽんさん使ってたね。
トイ:カウンターエネルギーは今回結構使われてましたね。Nがないので、リードされたデッキのひっくり返し方はカウンターエネルギーだった。
きよね:なんかナゲツケサル見ると元々速いデッキが更に早くなっただけにも見えるけど……w
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ということで、こんな感じで喋っておりました。まあ、とりあえず惜しいところもなくもなかった、ということで……。ちなみにこの事前予測と答え合わせは両方1時間ずつくらいでしたが、話してて楽しかったのでまた機会があればやりたいと思います。オススメです。
アロコンクリスマス! 大会レポート(構築編)
アローラ! だいぶ間が空いてしまいましたが、アロクリの上位デッキリストを元に、サンムーン限定環境におけるデッキ構築のベストプラクティスを探る「構築編」をお送りします。今回は対象をサポートとグッズに絞り分析をしてみました。
◯サポート
まずサポートです。ベスト8入賞デッキで使われているサポートカードを、2つの指標で分類しました。
1. 採用率(採用者数÷8*100)
2.平均採用枚数(合計採用枚数÷採用者数)
この2つの指標を組み合わせ分類した結果、こんな感じになりました。
横軸が採用率、縦軸が平均採用枚数となっています。それぞれの分類定義は以下のとおりです。
A:採用率50%以上・平均採用枚数2.0以上(2.0ジャストを除く)
→多くのデッキで主力として採用されるサポート
B:採用率50%以上・平均採用枚数2.0以下
→多くのデッキでサブとして採用されるサポート
C:採用率50%未満・平均採用枚数2.0以上(2.0ジャストを除く)
→一部のデッキで主力として採用されるサポート
D:採用率50%未満・平均採用枚数2.0以下
→一部のデッキでサブとして採用されるサポート
ということで、サンムーン限定環境ではシロナ・グズマ・リーリエは必須級、かつ3枚近くは入る、と言えそうです。また枚数は少ないもののアセロラが多くのデッキに入っており、これは上位入賞者の多くがたねポケモンまたは1進化ポケモンを主力としていたことも関係しそうです。
一方、プルメリやマーマネといったサポートはハンドトラッシュという制約があり、使うデッキを選ぶようです。テンガン山やアクアパッチなどが多用されたデッキでは活躍できそうですね。
またポケモンだいすきクラブが分類Dというのは個人的に驚きました。以下のグッズ編で紹介するネストボールが多用されていたことも関係するのかもしれません。
◯グッズ
分類定義などはサポートと同じのため省略します。
グッズはサポートよりも偏りが激しいのが特徴です。ハイパーボールは見事8名全員4積み。またネストボールも枚数の差こそあれ8人全員が採用していました。また意外だったのがフィールドブロワーで、枚数こそ少ないものの採用率が高く、それなりにどうぐやスタジアムが警戒されていたことが分かります。
またエネくじや学習装置、エネルギーつけかえ、ねがいのバトンといったエネルギーのケアグッズがCに集中しているのも興味深いところです。グッズの性質上、これらは同じデッキに複数採用されることは少なそうなため、ベスト8の多くのプレイヤーが何らかの形で「エネが足りなくてワザを打てずにテンポロスする」ことを避けようとしていたことが分かります。
一方でポケモンいれかえやエスケープボードといったアタッカーを入れ替えるグッズがDに分類されているのはやや意外でした。グズマが多用されており、それで事足りたのかもしれません。
いかがでしたでしょうか? もちろん今回の結果がこの環境における「正解」ではなく、今後研究が進むに連れベストプラクティスも変わってくるでしょう。今回の結果は現時点での情報として参考にしていただければと思います。
次回は主催3人で行ったアロクリ事前予想の答え合わせ記事をお届けします。
アロコンクリスマス! 大会レポート(環境編)
アローラ! 昨日行いましたアロクリですが、無事大盛況の中つつがなく終了しました。合計46名の方にご参加頂き、非常に盛り上がりました。参加していただいた方はもちろん、参加できなかった方からも楽しみだったという声を頂いており、主催者冥利に尽きます。皆様ありがとうございました。
さて大会結果ですが、ガブルカ(ガブリアスルカリオ)の使用率が20%を超える中、ただ1人ナゲツケサルを使ったけろぽんさん(ナゲツケサルゾロアークGX))となりました! おめでとうございます!
大会概要と上位入賞者、そして気になるデッキ分布・勝率は以下となります。
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◯大会概要
日時と場所:2017年12月17日(日) バトロコ高田馬場店
参加者数:46名
試合形式:スイスドロー5回戦30分BO1
◯上位入賞者
優勝:けろぽんさん(ナゲツケサルゾロアークGX・5-0-0)
準優勝:カズマさん(グソクムシャGXネクロズマGX・4-0-1)
3位:こばゆうさん(グソクムシャGX子ラランテス・4-1-0)
4位:ぺるーさん(竜ジジーロン+超バレット・4-1-0)
6位:ヤナギさん(ジジーロンGXソルガレオGX・4-1-0)
◯デッキ分布と勝率
※最大勝ち点:使用者数*5試合*勝利時の勝ち点3を指す。理論上の最大勝ち点。
※勝ち点獲得率:獲得勝ち点を最大勝ち点で割ったもの。実質的な勝率。引き分け時に勝ち点1が発生する関係上、こうした表記になった
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◯ガブルカはなぜ勝ちきれなかったのか?
分布を見て誰もが気づくのは、ガブルカ系統の高い使用率です。ガブルカ系統以外のデッキのバラけ方に対し、ガブルカ系統の使用率は2位たそがれネクロズマGXジバコイル系統の2倍と大きく離しています。
一方でベスト8にたかぼーさんが入賞しているものの、勝ち点獲得率は高くなく、勝率5割をわずかに切っています。なぜ圧倒的Tier1だったガブルカ系統は勝ちきれなかったのでしょうか?
先に答えを言ってしまうと、「1~3回戦までにホウオウGX系統やたそがれネクロズマGXジバコイルといった勝ちたい相手に勝ちきれなかった結果、4~5回戦でミラーマッチが多発し、喰い合ってしまった」が僕の見立てです。3回戦終了時、ガブルカ系統使用者の勝ち点分布は以下のようになっていました。
勝ち点6:3名
勝ち点5:1名
勝ち点4:1名
勝ち点3:4名
勝ち点1:1名
3回戦終了時点ですでに全勝者はおらず、勝ち点6と3が多かったため、その後同士討ちが始まります。
結果的に、ガブルカ系統の星取表は以下のようになりました。
もっとも試合数の多かったのはミラーマッチ。まあ1つ発生するごとに2試合分カウントされるのでそれはそうですね、と。またガブルカ系統が強いとされるホウオウGX系統に勝てていないこと、Tier2のたそがれネクロズマGXジバコイル系統をすべて落としたことが響いています。ホウオウGXとたそがれネクロズマは序盤で落としていることが多く、後半のミラーマッチ多発の原因ともなっています。
なおここまで読んでお気づきの方もいるかもしれませんが、上位3名はほとんどガブルカ系統を踏んでいません。3人合計15試合でマッチングは1度だけ。序盤でガブルカ系統が星を落とした結果上位デッキとのマッチングが発生しておらず、実は直接的な相性は今回の結果からは分かりません。ただ言えるのは、ガブルカ系統はそもそも安定した構築がまだ見つかっておらず、環境以前に、構築面でまだまだ伸びしろのあるアーキタイプなのだということです。逆に今回の大会の結果をもって「ガブルカ強くない」と判断するのは早計とも言えそうです。
◯苦戦した2進化系統デッキ
なおガブルカ+鋼(ネクロズマ/ソルガレオ)で全体の使用率4割を超えているのですが、いずれも2進化ポケモンがキーとなる構築となっています。一方でベスト8のうち、ガブルカでも鋼でもない6つのデッキは、いずれもたねポケモンや1進化ポケモンを主体としたデッキです。こうしたことからも、やはり2進化ポケモンをキーとしたデッキは、まだ発展途上であるということが分かります。
今後ドローやサーチ系のカードが強化されると、こうした2進化主体のデッキが伸びていくかもしれません。
では逆にサンムーン限定環境における「安定した構築」とはどのようなものなのでしょうか。後ほど「構築編」ということで、上位デッキからこの環境における安定したデッキの組み方を探ってみたいと思います。というわけで、続く。
アロクリは素敵なデッキ名をお待ちしています
アローラ! サンムーン限定構築大会アローラクリスマス、いよいよ明日となりました。エントリー頂いている皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
なお前日のご案内でアレですが、アロクリに参加頂く方に1つお願いです。
可能であれば当日使用するデッキにデッキ名を付けていただければと思っています。
理由は2つ。
・スタンダードより(今は)やりたいことやれそうな環境なので、愛着持ってデッキ組んでいる人もいる、かもしれない
・後でサンムーン限定構築環境やスタンダードでそのデッキタイプが流行った時、そのデッキの名付け親を主張できる、かもしれない
という理由です。実際今年の3月にあったアローラコンストラクションZではノナメさんがエーフィダストを作っていたりして、ありそうなことだったりします。
もちろん、ユニークな名前をつけなきゃいけないというわけではないです。「グレイシア単」とか「ガブルカ」とかでも全然構いません。ただどこか工夫した点や、思い入れのある部分がある場合、それが分かるデッキ名の方が楽しいと思います。あ、なお公序良俗に反しない範囲でお願いします。SM5のヤレユータンだけ入れて「うんち」とかダメですよ。いやフリじゃないから。ほんとに。
ということで、スコアシートの下部にこんな風にデッキ名を記入して頂く欄を設けました。5試合目が終わった時点で構いませんので、入れて頂けると嬉しいです。
それでは明日頑張りましょう!