ニャオニクスな日々

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ミドルレンジからテンポ破壊へ ポケモンカード チャンピオンズリーグ2017 愛知大会

チャンピオンズリーグ2017 愛知大会の上位レシピが発表されましたね。前回の宮城大会から大きく環境が様変わりしていたので、まとめてみました。

ミドルレンジからテンポ破壊へ

一言で表すならば「ミドルレンジからテンポ破壊へ」なのかなと思います(かなり簡略化した図なので個々のデッキの相性はいったん省略します)。

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宮城大会はダストダスアローラキュウコンGX、ゲロジュナなど中速中~高打点のデッキが上位を占めていました。ゴミなだれダストダスの登場で環境の速度が遅くなり、中打点の戦いを如何に制するか、が鍵になっていました。

一方愛知大会上位で目立つのはルガルガン、LO系といったテンポ破壊のデッキです。ルガルガンとLOは勝利条件も速度も異なりますが、ベンチ呼び出し(ルガルガン)・エネ破壊、手札破壊(LO系)で相手に盤面を作らせないという意味では同じプロセスを辿ります。ミドルレンジ系はこれらのデッキに厳しい戦いを強いられ、上位進出を阻まれた可能性があります。

テンポ破壊系のデッキに強いのはハイテンポ系デッキです。盤面を崩される前に叩き潰す勝ち筋があります。ただしハイテンポはもともとミドルレンジ系に対し耐久面やサイドレースの面で不利な点があり、BO3×7戦という長丁場では生存率が高くなかったのかもしれません。ハイテンポの中でも最大火力を誇る白レックはミドルレンジのほとんどをワンパンできるため、一時期よりは数が増えた気がしますが、行進や一部見られたライチュウ系に弱く、またウソッキーという強力なメタカードがあるため伸びなかったようです。

▼これからの環境変遷

ルガルガンに対抗でき、かつ炎弱点を持たないカプ・ブルル系デッキが増える可能性がありそうです。ただ序盤で一気に畳み掛けるタイプではないため、ニンフィアを始めとしたLO系に対抗できるのか疑問が残ります。またブルルの相棒が草の場合、ダストの減少を織り込んだ上でボルケニオン系が再度高速化を図る可能性もあります。岡山大会は今週末なのでこの環境が維持される可能性が高いですが、千葉大会まではまだ10日あるため、さらに環境が動くと思われます。 楽しみですね!