ダークオーダーまでの環境について
ほぼ自分用メモです。
・現環境は意識すべき打点がばらついている
・70/130/190/210
・それぞれ進化前たね/たね非GX/たねGX/1進化GX
・ダークオーダーでサンダーが出たことにより、最序盤に進化前たねを狩りテンポを取る戦略が取りやすくなった
・CL東京に前後し、カラマネロやアーゴヨン、ルガゾロなど進化前たねが並びがちなデッキが台頭
・ゼラオラサンダーはこうした環境にフィットしている
・相手のデッキやタイミング(序盤中盤終盤)ごとにアタッカーを使い分け、70~210の様々な打点を出し分けてテンポ良くサイドを取ることが出来る
・ルガゾロに対してはウソッキーでライオットビートの打点を110まで下げつつロストボルテージのライコウを採用することで1パンを回避する逃げ方が出来る
◯ルガゾロについて
・ゼラオラサンダーの影響もあり、環境の平均打点に下方圧力がかかっている。
・恒常的にGXをワンパンする打点がないルガゾロが有利な環境になりつつある
・非GXに対しては130を出しながらダンベル+アセロラループで逃げ切り、GXに対してはデスローグで1体は持って行きつつマニューラやマッシブーンで上手くサイドレースを制する
◯今後について
・ウソッキー+ライコウはマッシブーンGX、サンダーはゾロアークといった形で対応できるマッシブーンゾロアークはわりと強いかもしれない。
・超バレットやウルネクは気合でイカを狩る
・ウツギ博士のレクチャーのお陰でネストボール多用が減り、ゴミなだれの打点が伸びづらいこともマッシブーンにとって追い風
・小マッシやイベルタルを使いまわしつつ祠やハチマキで打点を上げる非GX主体のデッキなどもアリかもしれない。海外で言うSPAS(Singe Prize Atacker Shrine=非GXアタッカーと祠デッキ)的なアーキタイプ
ロストマーチを試してみた感想
備忘録です。新弾「超爆インパクト」のリストが出たのでロストマーチを試してました。以下レシピです。
【ver1.1】
▼動かし方
◯1ターン目
・3種類のボール(ハイパー/ネット/ネスト)でハネッコを並べる
・リーリエでなるべく多くカードを引く
◯2ターン目~
・ウツギ博士のレクチャーでポポッコを複数枚持ってきて、ハネッコを進化
・ルストミキサーやケララッパを混ぜつつ、以降殴る
とまあ非常にシンプルです。
◯キーカード
・ネットボール:草エネ3枚で動けるのはこのカードのおかげ。2枚ハネッコ、2枚草エネ用みたいなイメージです。どのタイミングでも無駄にならないこのデッキのまさにキーカード。
・リーリエ:1ターン目に出来れば6-7枚引きたい。手札を消耗しがちなこのデッキの主ドロサポ。極論するとシロナは手札に来てしまったワタッコを戻す役。
・ヤレユータン:ないと3ターン目以降リソースが切れて死にます。逆に言うと前が整わずにヤレユータンを倒される隙を作ると、ほぼ負けます。
・戒めの祠:これがないと2進化GXちょっとつらい。
・ウツギ博士のレクチャー:言わずもがな。たね以外も持ってこれるのはそういうことだったんですね、という。
▼動かした感想
◯ダメージ量について
7割程度の確率で2ターン目に7枚程度はロストゾーンにポケモンを送れます。そうなった場合、たいがいワタッコかネイティどちらかは殴れるので、相手の非GXないしはカプ・テテフGX(こだわりハチマキ込み)くらいは倒せます。
その後もきちんとドロサポにアクセス出来ればわりとすぐに200程度までは打点を上げられます。ハチマキと戒めの祠を合わせると、2進化GXも視野に入る打点です。
◯よるこうしんとの違い
よるのこうしんと比較されがちですが、要求される動きは結構違います。
・序盤の動きが違う
よるのこうしんはバトルコンプレッサーでよるのこうしん持ちをトラッシュに送りますが、ロストマーチはポポッコに進化させないと話が始まらないので、基本的に初手はハネッコを並べる形になります。従ってロストミキサーも当初は4枚積んでいましたがネストボールの枠を空けるため2枚に減らしました。
・リソース管理が違う
よるのこうしんはニコタマでしか基本的に殴れないので、ニコタマの管理が重要になります。一方でロストマーチは草エネ1枚で殴れるので、実はそこまでエネの管理は大変ではありません(ネットボールで草エネをサーチ出来るため、最低限の枚数積めばOKです)。ただし先述の通りポポッコに進化できないと何も出来ずに終わるため、ハネッコやポポッコのサイド落ちが非常に辛いです。どちらかが2枚落ちた瞬間にわりと厳しい戦いを強いられます。ロストマーチの方がポケモンのリソース管理が大変な印象を受けました。
◯ロストマーチの強み
端的に速さと火力です。祠やハチマキを合わせると2進化GXも十分射程に入る火力と、先2で170程度は出してくる速さは驚異的でした。今の環境が「非GX」→「たねGX」→「2進化GX」→「非GX」という3すくみになっている中、2進化GXのHPに対応した破壊力を持つ非GXデッキの到来は環境に大きな影響がありそうです。
◯ロストマーチの弱み
主要アタッカーのHPが低いため、1度に複数体のポケモンにダメージを与えるワザに弱いです。特にアローラキュウコンGX(フェアリー)に対しては非常に弱く、はくぎんのかぜを2回打たれると基本的に勝てません。ひかるボルケニオンなども辛いです。後者はさておき、アローラキュウコンGXは現環境に多く、かつ一応殴れるような形になっている事が多いため、環境的にやや逆風の向きもあります。
あとこれはよるのこうしんと一緒ですが、1ターンでも殴れないターンが発生するとリソースが切れたりヤレユータンを倒されたりしてテンポ負けします。
▼非採用カードについて
◯マーシャドーGX
時間の関係上まだ試していないというだけで、有用な気はします。特に前述のアローラキュウコンGXで盤面が崩壊しないこと、トラッシュに落ちたネイティが活きること、ゼラオラに対して強く出れることなどメリットはあります。ただしどのカードを抜くのかという問題はありますが……
2ターン目に是が非でもウツギ博士のレクチャーを打ちたいこと、アローラキュウコンGXが重い関係上、アローラロコンのみちしるべを妨害したいことなどを踏まえると、有用な気がします。これも枠を空けられれば試してみたい一枚です。
◯イトマル
草エネの管理が難しく、1枚も無駄にできないため、エネも巻き込んでロストに行くイトマルは不採用としました。
▼対ロストマーチ対策
よるのこうしんと異なり、オドリドリなどトラッシュ参照のカードでは対策になりません。ロストゾーンをいじれるカードがない現在、根本解決は難しいので、アローラキュウコンGX等でサイドを2枚取る動きをしてサイドレースで離されないようにすることが重要そうです。ただしマッシブーンGXはネイティに弱点をとられること、ワタッコラインが闘抵抗なため厳しいでしょう。
▼まとめ
・2進化GXも射程に入る火力とアタッカーの立つ速さは非常に魅力的
・環境で暴れるかどうかはアローラキュウコンGXが殴るデッキの比率によりそう。アロキュウが多いとちょっと厳しい。
・安く作れるためカード資産が多くない方にもオススメ(新弾が手に入れば……)
・何より回していて楽しい!
・悪堕ちしたポポッコの顔がヤバイ! ロストゾーンになにがあるんだ!!
そんな感じです。9月の大型大会に向けて考慮しないといけない要素が増えたのは大変やら楽しいやら。
「交換」でより楽しめるフェアリーライズシールド戦
アローラ!!フェアリーライズ、売れてるようですが手に入りましたでしょうか。来週に迫ったニャオニクス杯はシールド戦となります。今回は特殊ルールを採用し、自分でデッキを組んだ後、パートナーとカードの一部を「交換」出来るシステムを用意しました。
そしてシールド戦で利用するフェアリーライズは、細かいシナジーがたくさん詰まったエキスパンションとなっており、「交換」システムがあるとより楽しめるカードプールとなっております。そこで今回はフェアリーライズの各種シナジーをご紹介します。ニャオニクス杯に参加されない方も是非フェアリーライズのシールド戦を試してみて下さい!
ソウルジャグリングでギラティナをトラッシュし、「やぶれたとびら」でベンチに戻しつつ相手のベンチにダメカンをばらまく。交換でギラティナを集められると非常に強いです。
シャンデラ+のろう系
ダメカンをばらまく「のろう」「のろいの~」系のワザですが、フェアリーライズの超ポケモンはなんと10体中6体が持っています。これらを利用しシャンデラの「いたみのらせん」のダメージを上げることができます。
ギラティナのやぶれたとびらでダメカンをばら撒きつつ、ミミッキュGXの「ぽかぽかフォール」で大ダメージを狙います。冒頭に紹介したデスカーンがいるとギラティナをトラッシュに送りやすくなります。
メロエッタ+プリン
自分の場にいる「うたう」を持つポケモンの数だけコインを投げ、表の数×10を相手ポケモンにばらまく「ミラクルハーモニー」。交換で「うたう」持ちを増やせると強くなります。
アローラキュウコンGXの「はくぎんのかぜ」でベンチに30ダメージをばら撒き、ぽかぽかフォールのダメージを上げていきます。ギラティナなどがいるとより強力です。
カプ・レヒレ+マツリカ
(後攻の場合)「手張りマツリカドリームアウェイコイン表タネ切れですね対戦ありがとうございました!」
プクリン+各種チャーム
チャームが付いていると3エネ140となるプクリンの「デコレートビンタ」。今回のシールド戦では3つのチャームのうち超しか実戦には役立ちませんが、プクリンがいると話は別です。またアローラキュウコンGXがいるとフェアリーチャームを集めやすくなります。
シェイミでモジャンボを回復すると、なぜかモジャンボの打点が130も上がります。もちろんシェイミではなく「ライフフォレスト」でもOK。超タイプデッキを使う場合、イージーにモジャンボにダメカンを乗せると後悔することになるかもしれません。
ビークインはベンチを草ポケモンで埋める必要があり、「場に出た時」「進化した時」使用出来る特性と相性がいいです。テッカニンの「ぬぎのこし」でヌケニンをベンチに呼び、「いのちのうつわ」でビークインに。1エネ120を出しつつ倒されてもサイドを取られないゾンビークインの誕生です。
普通の進化ラインですが、キモリの「ともだちをさがす」でジュプトルをサーチ、ジュプトルの「たいようのめぐみ」でジュカインをサーチ……と単独でジュカインGXにまでなれる脅威の安定性能。ジュカインGXはHPが高く回復機能もあるため、一度完成するとシールド戦では手に負えなくなる可能性があります。バトル場のキモリは積極的に倒しましょう。
いかがでしたでしょうか。草はジュカインGXを中心に、ビークイン、テッカ+ヌケニン、モジャンボ+シェイミと脇を固めるポケモンが優秀なため、ジュカインGXを引ければ是非単色で攻めたいところ。一方でフェアリーと超は互いにシナジーのあるカードも多く、2色デッキが上手く組めると強そうです。草単vs.フェアリー超という構図を頭に入れつつ、ジュカインGX対策は怠らずに。
イベントの参加フォームにエントリー上限数を設定する方法(Google フォーム)
今回のエントリは一ミリもポケカの話が出て来ません。需要があるのか分かりませんがほぼ自分用の備忘録です。
イベント開催者の方こんなことありませんか。
・Google のアンケートフォームで参加申請用のエントリーフォーム作ったりする
・でも当然定員がある
・寝てる間とか仕事中にうっかり定員を超えたエントリーをされてしまうと、「エントリーできた」と思ってる人にあとから連絡するの忍びない
・参加者側もそれを分かっているのでエントリー後に「エントリー完了しました」と表示させてもほんとに自分が通ってるのか不安
→制限人数いっぱいエントリーが来たらそれ以降は自動でフォームを閉じる機能が欲しい!!!!
→探したらあった!!!
→でも微妙に情報が足りてない!!!かゆいところに手が届かない!
→ので微妙に実際やってみた結果を踏まえて色々補足してまとめてみました!!!
※ニャオニクス杯シールド戦のエントリーで試してるので、多分、大丈夫。
1. アンケートフォームのスクリプトエディタを開く
右上のココからこう
2. スクリプトエディタに以下のコードを突っ込む
1000と書いてあるところは適宜、制限したい人数のMaxを入れて下さい
function endFormCheck() {
var LIMIT_COUNT = 10000; //ここでカウント上限を設定var form = FormApp.getActiveForm();
if (form.getResponses().length >= LIMIT_COUNT) {
form.setAcceptingResponses(false);
}}
※参考:Googleフォームで回答数を制限する方法 | Yuka Life
3. デバッグする
スクリプトエディタの上メニューから「実行」→「関数をデバッグ」→「endFormCheck」をクリック
エラーが出なければ次へ
4. トリガーを設定する
同、スクリプトエディタの上メニューから「編集」→「すべてのトリガー」を選び、トリガーを下記の状態に設定して「保存」。その後ctrl+Sでスクリプト自体を保存(未保存の場合名前を付けることになる)
5. 上限行った後のごめんね文言を設定する
「回答時に上限に達していた場合」のお断り文言を設定する。
アンケートフォームの編集画面に戻り、「回答」タブをクリック、その後「回答をうけつけていません」の状態にして下に出てくるテキストを好きなお断り文言に編集する。
以上。なお実際にやってみて普通に機能したものの、ご利用は自己責任でお願いします。
【7/29update】ニャオニクス杯 ニャオニクスのアローラ旅行(シールド戦)エントリーのお知らせ
アローラ! ゼクロムGXのSR・HR争奪戦が話題ですね。ということでニャオニクス杯も今回はシールド戦でやってみたいと思います。
▼大会概要
■日時
8月11日(土)12:45?
※12:15受付開始
■会場
JR神田駅東口からすぐの会議室です。
〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2丁目9-4
ラカンダビル3F
■ルール
カップル限定のシールド戦
■デッキ枚数・シールド戦とは?
デッキ枚数:40枚
シールド戦の行い方:みんなで一斉に12パック開封します。その後、自分の開けたパックから出たカードを使って、その場でデッキを作成します。
パックは、当日の最新のパックを使用予定です。
【7/29update】■持参頂くカードについて
シールド戦を成り立たせるため、以下のカードをご持参下さい
・ハウ2枚
・リーリエ1枚
・フィールドブロワー1枚
・ハイパーボール1枚
・基本エネルギーカード:フェアリー、草、超の基本エネルギーを15枚ずつ程度(基本エネルギーはお持ちでない場合貸し出します)
■特別ルール:カードの交換
カップル同士で、カードを交換可能
交換可能な枚数などは、後ほど発表します。
■定員
8組16名
参加者のプロフィールを載せた、「ともだちてちょう」も配布予定です。
今回は少人数ということもあり、他の参加者の方々と交流しやすいので、いろんな人と交流したい!という方大歓迎。
ニャオニクス杯に参加したことのない方も、参加したことがある方も、ぜひご参加ください!
■参加費
1人2,300円(シールド戦用の12パック含む)
■主催
トイ・ゆめいろ・くろぶ・きよね
▼なぜシールド戦なのか
あえて今回シールド戦にした理由ですが、
1. 手軽にぱっと参加できるスタイルでもやってみたい
2. デッキ構築の楽しさを(2人で)味わっていただきたい
1つ目の理由は見たままですね。色々とテーマを考えてデッキを決めてサプライを統一して……というのもいいんですが、もう少し手軽に楽しめるタイプのニャオニクス杯が1回くらいあってもいいんじゃないか、という話です。
2つ目は、前回のニャオニクス杯(ホワイトデー)後に取ったアンケート結果から来ています。「事前にカップル2人で準備したこと」というアンケートに対し、「デッキを2人で作った」と答えてくれた人の割合が36%、1/3強と思ったより少なかったことがきっかけです。カップル間でポケカやTCG自体の経験値差がある場合、そうなりがちなのは想像できるのですが、だったらそこを2人で協力してやれるタイプのイベントがあってもいいのでは、というのが直接の理由となっています。
▼参加申込方法
今回会場の都合で人数が少ないのが申し訳ないんですが、参加してみたい! という方は以下のリンクからエントリーをお願いいたします(先着順でございます! 迷ってる方はお早めに!)
現在キャンセル待ち受付中です
サンムーン環境の脆弱なドロー・サーチ環境をどう乗り越えるか
アローラ! 9月から新レギュレーションになりますね。早速サンムーン環境のデッキを組んで遊んでる方もいるかと思います。僕もご多分に漏れずちょっと遊んでみたんですが、構築面の課題というか悩みも結構出てきました。
------ここから新弾の「かんこうきゃく」発表前に書いています-------
既知の通りサンムーン環境はXY入りのそれと比べドロサポやグッズに寄るサーチが弱いです。特に実際にデッキを回して感じたのは……
1. シロナのパフォーマンスが安定しない
→6枚引いたらサポばっかり、エネばっかりとかが頻発
2. ボール系(ミステリートレジャーやせせらぎの丘など含む)が8枚じゃ足りない
→ドロサポが弱いのでボール系は多めにしたいんですが、ドロサポが弱いのでそのボールを引けないという……なんじゃそりゃ
頭では分かっていたものの、実際にやってみると思った以上にきちんと回るデッキを作るのが難しいと感じます。
とはいえ、あるものでやるしかないわけで、このドローもサーチ(のトレーナーズ)も弱い環境をどう乗り越えるかというテーマで今色々と試行錯誤しています。ざっくりやってみたのは以下の3つです。
▼デッキ圧縮用のカードを入れる
シロナ打ってもサポばっかり、エネばっかりといった状況を避けるには、トラッシュに不要なカードを落としたりXYで言うところのトレーナーズポストのような他のトレーナーズに変換できるトレーナーズを入れて、デッキを圧縮する方法があります。ベタな対策としてはこれですね。現時点のカードプールでは
・ダートじてんしゃ
・ポケナビ
が良さそうです。ウルネクやレック、アクアパッチなどトラッシュにカードを送りたいデッキはダート自転車、進化ライン多めのデッキはポケナビといった使い分けがいい気がしています。また特殊エネルギーへの依存度が高い場合はエネくじも良さそうです。
▼シロナやリーリエといった定番のドロサポ以外を使ってみる
シロナが弱いなら別のものに頼ろうという発想。今回はウルトラ調査隊+ウルトラスペース+レスキュータンカという組み合わせをエンジンとして試してみました。
使用感としては、3ターンに2回くらいはウルトラ調査隊で6ドロー出来ました。ビーストリングやハチマキを引き込みたいときに6ドローは強かったです。調査隊とタンカのバランスはいくつか試しましたが今のところ4-2がいいかなぁと思っています。
▼既存のデッキと全く別の動きをする
上の2つはどちらも「サポートで手札を増やしてそこからポケモンやエネを出し盤面を整える」という一般的な動きの範疇に留まっています。そしてサンムーン環境はドローもサーチも弱くてそもそもその動きがしづらい……のであれば、全く別の動きをすればいいわけです。
ということで試したのがこのデッキ。エネをカキや火打石で山から持ってきて、カキやレシラムGXのGX技で供給する。あとはグズマフェニックスバーンと唱えるのみ。
サンムーンはサーチ弱いと書きましたが、炎エネのサーチは無駄に優れています。カキ・火打石・おじょうさまで無理やり山からエネを引っ張り出してブン殴るというのは一見大味ですが、シロナやハウでちまちまパーツを集めるよりは断然早く、相対的に安定的です。あくまで現時点のサンムーン環境の中では、ですが。
▼その他
ドロサポやサーチが弱い!と散々書きましたが、この環境、ポケモンの特性はわりと強いです。カプ・テテフGXはもちろんのこと、ガブリアス+ルカリオ、ゾロアークGX+マグカルゴなど、揃いさえすれば山札から確定でサーチできます。ガブルカの実力はすでに折り紙つきなので、ゾロアークGX+マグカルゴなども試してみたいと思っています。
もちろん「デッキを圧縮する」「別のドロサポを使う」「別の動きをする」という選択肢は、上記のデッキに限った話ではないので、あくまで考える際の例としてお考え下さい。
------ここまで新弾の「かんこうきゃく」発表前に書いています-------
------ここから新弾の「かんこうきゃく」発表後に書いています-------
……とか書いてたら「かんこうきゃく」が発表されちゃいましたね。
7月6日(金)発売の強化拡張パック「迅雷スパーク」より、かんこうきゃくを紹介! 手札を自由にトラッシュできて、さらに手札が5枚になるまで山札を引くことができる! #ポケカ pic.twitter.com/u51AdmPgbm
— ポケモン公式ツイッター (@Pokemon_cojp) 2018年6月20日
……強いですね。圧縮できるリーリエと言いましょうか。もちろんデッキによってはハウやTVレポーター、マーマネ等の方がいいケースもあるでしょうが、割りと今回の「デッキ圧縮できなくてシロナ弱い」問題に一筋の光明をもたらしてくれるカードですね。
……ブログ書くのちょっと遅かったかな……
ニャオニクス杯 ニャオニクスのホワイトデー 開催のご報告
散々告知して来ましたニャオニクス杯~ニャオニクスのホワイトデー~ですが、昨日無事終えることができました。27組54名もの方にご参加頂き、そのうち15組が今回からの参加ということで、前回に引き続き「ど、どこにこんな数のポケカップルがいたんだ……どこに隠れてたんや……」という驚きでいっぱいです。ほんとに。
当日の様子はトイさんや妻から別途ブログ等で詳細レポートがあるかと思いますので、そちらをお待ちください。
僕の方からは各賞の結果とお礼を先にご報告します。
-----------------------------
◯ネイビーリーグ(12組24名)
優勝:コスズさんユウリさん
2位:りんごアメさんぶんぶくさん
3位:ちゃきさんB3さん
◯ホワイトリーグ(15組30名)
優勝:ブラッキーさんエーフィさん
2位:せとちんさんあいこさん
3位:NatzさんRitzさん
◯ニャオニクス賞
Rayさんアリルさん(大賞)
ジュレさんリコッコさん
もこさんなつきさん
-----------------------------
ということで各種入賞された方々、おめでとうございます! また多くの方々から楽しかった、参加してよかったとお声かけ頂き、主催者冥利に尽きます。
◯前回との違い
告知エントリでも書きましたが、カップル限定の構築戦という仕組み自体は前回と変えていません。またカップルでやってるけどなかなか外の環境で対人戦をやるに至らない、という方々に最初の一歩を踏み出してもらいたいという狙いも前回同様です。
ただその狙いの実現手段はいくつか変えています。
・対外試合の経験値別のリーグ分け(ジムバトル等での経験が少ない、ゼロという方はホワイトリーグ、それ以外はネイビーリーグ)
・ホワイトリーグでの男女クロスマッチ廃止(ネイビーでは継続)
・GXマーカー強奪システム廃止
・交流要素の強化(ともだちてちょう・交流型フリーマッチ)
この後参加者の方にはアンケートをお送りします。今後のニャオニクス杯をより良いものにするためにも、これらの試みがどこまで上手くいったのか知りたいと思っておりますので、ご回答にご協力頂けると助かります。
◯イベント主催者として
また前回はプライズ(賞品)を中心に、かなり主催外のリソースをお借りした面がありました。採算も黒赤度外視で実施しました。それは初めての試みだったからであり、また2回目を想定していなかったからでもあります。
一方、今回はなるべく主催のリソースだけで回せるようにし、お金もルールも人もなるべく全てを「想定の範囲内」で収めようとしてきました。それは本大会を継続可能なリソース量で実施した場合、どうなるのかを見たかったからです。
結果としては、頻度は議論の余地があるにしても、個人的には継続開催は可能だと思っています(トイさんや妻にはなんて言われるか分かりませんが)。ここらへんについては、1回目から2回目の改善点等含め、後日どこかでまとめておきたいと思います。
◯まとめ
しかし当日は大きなトラブルもなく(ジャッジ案件ゼロ)、無事に終えられてほっとしております。前回と違い当日は運営に徹していたので、参加者の皆さんとお話出来る時間が少し増えたのも良かったです。手伝って貰ったトイさんゆめいろさんありがとうございました!
そもそも(ニャオニクス杯に限らず)ポケカの自主イベントは基本的に参加者の方の善意によって支えられている部分が多分にあり、大会のクオリティの大半は参加者自身によって担保されている面があります。要は参加者いい人たちばっかりでよかったって話。今回参加いただけなかった人も、もし次回あれば(そして都合が合えば)参加いただければ嬉しいです。