ニャオニクス杯 1週間前! よくある質問まとめ!
未だにニャオニクスのオスメスを間違えて妻に怒られています。klovです。ニャオニクス杯、一週間前ですね! 皆さんデッキは決まりましたでしょうか。我が家は夏ファンのデッキ構築が忙しくてまだです。そんな皆様にリマインドを兼ねてこれまでに頂いたご質問にお答えします。
(Last Update:7/23)
Q. デッキはガチでいいの? エンジョイ感出さないといけないの?
A. ガチで結構です! 確かにニャオニクス杯の趣旨には「これを期にビギナーの方にも外の環境に触れてもらいたい」という旨書きましたが、だからこそ、実際に大会で実力のある方のデッキに触れてもらう機会にもしたいと考えています。
ただ実際の勝敗以外にも、これはと思うベストカップルな方には「ニャオニクス賞」の贈呈を予定しております。こちらは単に勝てばいいだけではなく、2人のデッキの合わせ方、服装、サプライなど、いわゆる「芸術点」の高さが必要になります。ぜひこちらも狙ってみて下さい。
Q. パートナーに試合中アドバイスしていいの?
A. アドバイスないしはそれに準ずる行為は禁止となります。ただしGX技の使用確認のみOKです。
Q. 参加賞はあるの?
A. パック1つ+お二人の写真をフォトフレーム&ニャオニクスフォトプロップスでお撮りします。大会終了までに印刷してお渡しします(写真が苦手な方向けのものも用意しております)。
Q. 賞品は何?
A. ニャオニクス杯賞品も含め、当日までの内緒です。でもとっても素敵なものになる予定です。
Q. マッチングはなにで決まるの?
A. ①勝ち点(勝ち:3 引き分け:1 負け:0) ②取ったサイドカード枚数 ③取られたサイドカード枚数 で各ラウンドごとの暫定順位を算出し、上位から当たる形になります。
Q. ティーチングはどんな感じ?
A. 11時から初心者向けのティーチングを行います。想定は「ニャオニクス杯を期にポケカを始めた方」「かつパートナーの方以外とほとんど対戦したことがない」方です。ジムバトルに出ているレベルの方はいったんこちらの対象からは外させて頂きます。
Q. 見学はあり?
A. ありです! が、会場の都合上、見学の方の席は確保していません。他のカードゲームの大会が開かれていたりすると席がない場合もありますので、ご注意下さい。
Q. 二次会ありますか?
A. あります! ただし予約の都合上参加者の方のみで想定しています。
Q. キャンセル待ちまだ受け付けてる?
A. こちらで受け付けています。
あともう数時間で共同運営のトイさんが主催する夏ファンのエントリー〆切です。前回参加したかったけど出れなかった、、、という方、ぜひ!
ニャオニクス杯 ルールのお知らせ
Final、日本選手権も終わり、いよいよニャオニクス杯の季節がやって参りました!
エントリー数は1ヶ月前にも関わらず28組の定員が埋まり、現在はキャンセル待ちの受付をしている状態です。参加者の方、また告知にご協力頂いた皆様、ありがとうございます。
今日はルールについてのお知らせです。告知時に未確定となっていた事項を確定させました。
▼ニャオニクス杯ルール(太字はオリジナルルール)
◯ゲームについて
・カップル2名によるタッグバトル。
・通常のBO1(30分)×2組を行う。サイドは6枚。
・対戦は男性プレイヤーvs.女性プレイヤーとする(=自チームの男性vs.相手チーム女性 and 自チーム女性vs.相手チーム男性)
・2勝した側のチームに勝ち点3が、1勝1敗の場合、両チームに勝ち点1が与えられる(=引き分け)。
・カードプールは当日のスタンダードレギュレーションに準ずる(ただし下記にある制限が付く)。
※当初予定していたサイドカード共有ルールは検討の結果、取りやめとしました。片方のゲームが一方的な展開になった場合、
ア)もう片方のゲームの展開が進む前に共有サイドを取り切ってしまう
イ)それを防ぐために意図的なタネ切れ負けが発生しうる(それが得策となる)
などの副作用が大きいためです。
※これに従い、共通スリーブは不要となりました。すでに準備いただいていた方々には申し訳ありません。ただし別途「ニャオニクス賞」がございます。そちらを狙う方はぜひご活用下さい。
◯マッチについて
・(1)勝ち点(2)取ったサイド枚数(3)取られたサイド枚数で順位を計算し、上位同士が対戦するスイスドロー形式とする。
◯その他のルール
・女性側プレイヤーはパートナーからGXマーカーを強奪できる。
・なおGX技の宣言とマーカー強奪の宣言が被った場合、宣言は取り消され、当事者同士の協議によって技の宣言か強奪の宣言どちらを優先するか決定する。
・【追記】チーム間でGXマーカーの使用について意思確認を行うことは可能(それ以外のアドバイス行為は禁止)
・ただし以下の2つのポケモンの持つGX技については、その宣言をゲーム通算1回までとする。
(下記のGX技+下記以外のGX技の計2つは使える)
a.エーフィGX(※1)
b.リザードンGX(※2)
※1 女性側プレイヤーが「ネクロズマGXのブラックレイGXを2回打てる」という要素は、ビギナーの方が強いプレイヤーに対向する逆転手段として残しておきたいと考えていました。これは相手側に一定以上の実力があれば構築やプレイングで避けることができるからです。その場合、男性側の構築は非EX/GXに寄ることが想定されます。そうした中でのエーフィGXのディヴィジョンGX連打は、容易にタネ切れを引き起こします。かつブラックレイGX連打の可能性がある環境下では、プレイングや構築で避けがたい事態となり、エーフィGX+ネクロズマGXが環境への単一的な解になりうると考え、制限を加えました。
※2 上記と同様の理由で一定数男性側プレイヤーでの採用が見込まれる夜の行進デッキが、レイジングアウトGX連打で壊滅するためです。また行進でなくとも、リザードンGXを早期に処理できない場合、レイジングアウトGX連打はほぼゲームを破壊します。これは特に構築面での対策がしづらいため、制限を加えました。
▼リーグについて
参加者多数につき、リーグを2つに分ける見込みです(優勝者2名)。その場合、スイスドロー4回戦を予定しています。
▼表彰について
対戦成績の上位者以外に、運営をお手伝い頂くトイさんの独断と偏見による「ニャオニクス賞」を用意しました。これは
・サプライや服装などデッキの中身以外の要素で息が合っていると判断されたカップル
・デッキの中身が対になっていて美しいと判断されたカップル
・トイさんがいつかこういう風になりたいと判断されたカップル
など要は独断と偏見独自の基準から「ザ・ニャオニクス」なカップルに送られる賞です。
優勝だけでなく、こちらの賞も是非狙ってみて下さい!
ということで、一部ポケモンのGX技について現在検討中のものがありますが、それ以外については確定となりました。
またデッキについて色々と悩まれている方も多いかと思います。デッキの構築については、運営をお手伝い頂くトイさんのブログにあるエントリが参考になるので是非ご覧ください。
なお今後はこのブログおよびトイさんのブログで「ニャオニクス杯の楽しみ方」的な記事をいくつか用意する予定です。お楽しみに!
ゲームプランニングとプレイングのスキルは分けて考えるべきだという話
ポケモンカードに限りませんが、カードゲームのトーナメントシーンで強くなるには、以下の4つのレイヤーで自分のスキルを捉える必要があると考えています。
1. 環境分析
2. デッキの構築(選択)
3. ゲームプランニング
4. プレイング
環境分析と構築とプレイングはよく耳にしますが、ゲームプランニングはそれと比べるとあまり言及されません。おそらく「プレイング」のカテゴリと混ざっているのだと思います。
ただ明確にプレイングのスキルとゲームプランニングのスキルは別物だと感じたことがありました。皆さんご存知のとーしんさん( 16年度世界チャンピオン)の発言です。
先日行われた日本選手権で、ベスト8に進んだとーしんさんがグソクムシャGX+ジュナイパーGXでガメスボルケを下しました。非常に不利というか、普通ならば勝つ気も失せるようなこのマッチングで彼はどのように勝ったのか。Twitterでとーしんさん自身が下記のように語っています。
対戦相手の初手のポケモンがボルケニオンEXでした、まずとても不利なマッチアップなのでかなり大胆に対戦していかないと行けません。こっちのデッキはコンプレッサーと活力剤が軸なので何枚の活力剤をリカバリー要因に回すか、逆に言えば何枚まで最初の盤面展開に使うべきか考えました 続きます
— とーしん@kyabet#1538 (@1483toushin3069) 2017年6月26日
グソクムシャGXはこの試合1発で持っていかれるため、サイドの埋まり具合次第ですが2枚活力剤を残した状態で最初の出会い頭になるべくいきたいなと、サイドプランとしてはボルケニオンEX→ボルケニオンEX→シェイミEXとパワーヒーターなどを無視してとるのがもっともメインな考えで 続きます
— とーしん@kyabet#1538 (@1483toushin3069) 2017年6月26日
エンテイが入っていた場合は、サイドレースで離されないためにジュナイパーとカプコケコの打点でどうにかサイドをとるしかありませんでした、打点としては1ターン目にジュナイパーが1体 20 次のターンもう一体で 40 に出会い頭をあわせて180 次のターンこだわり出会い頭+2回で180
— とーしん@kyabet#1538 (@1483toushin3069) 2017年6月26日
最後にグズマでシェイミEXをとって勝つ、というプランで山札の確認に入りました、カプテテフ、シェイミのサイド落ちはなく、グズマ、プラターヌ博士、フクスロー、草エネルギー、活力剤がサイドにあることがわかりました、カプコケコ、軽石も全部山にあったので影響が大きそうなのはフクスローだけ
— とーしん@kyabet#1538 (@1483toushin3069) 2017年6月26日
W無色が2枚とも山にあることもあって、テテフで殴る、カプコケコで撒く等のサブプランも柔軟にとれそうだと判断しジュナイパーの一匹目をたてに行くことを優先しました、森が最初のハンドにあったのでそこはかなりスムーズにいけるはずと考えていました、ただゲーム後半にグズマシェイミEX出会い頭
— とーしん@kyabet#1538 (@1483toushin3069) 2017年6月26日
を決めたいと考えていたのでシェイミは山のなかになるべく残しておきたいと思いました、また相手のスタジアムはスカイフィールドのためなるべく初手でフクスローまでなっておくこと、コソクムシを2体だしておくこと、でスカイフィールドを森でトラッシュしないプレイができるのでシェイミが場に残る
— とーしん@kyabet#1538 (@1483toushin3069) 2017年6月26日
ここら辺に僕の勝機があるとして対戦をスタートしました、あとは1戦目の段階で他のところに勝機がないか次の試合で役に立ちそうな情報は一つも落とさないように対戦相手のデッキの中身を逐一確認しようと決めました
— とーしん@kyabet#1538 (@1483toushin3069) 2017年6月26日
長文失礼いたしました
ここで彼が述べているのはゲームプランニングの話にほかなりません。なぜなら最後のツイートまで行ってようやく「対戦がスタート」するからです。プレイを始める前の話なのわけで、これはプレイングとは切り離して考えるべき話だと言えます。
ではプレイングとは何か。最初に立てたゲームプランニング通りに実際のカードをプレイし、状況に応じてプランの修正をする能力だと思います。
プレイングはまさに実際の対戦の中で磨かれるスキルです。車の運転で言えば思ったとおりに車を動かせる能力です。一方のゲームプランニングは、どの道をどう通って目的に行くかというルート設計にあたります。この能力は闇雲に車を運転しても身につきません。ドライビングテクニックは付くかもしれませんが、事前に考えたルート(=仮説)が無ければ、自分のルート設計が正しかったのか間違っていたのかもわかりません。ひたすらその場の判断でてきとうな道を進むことになり、いくら運転しても効率的に目的地にたどり着くルートを考える能力は身につきません。
カードにおいても、対戦前にあらかじめ「このデッキにあたったらこう」というゲームプランが必要です。もちろん、実際の対戦を経ないとそのプランが正しいのかはわかりませんが、事前に組まないことには検証もできません。
一口に練習と言っても、自分の環境分析が正しいのかを証明すること、構築が正しかったのかを証明すること、ゲームプランニングの精度を上げること、プレイング技術を磨くこと、その目的がどれなのかによって事前の準備もやり方も違うでしょう。これらを意識せずに数だけこなしても、終わった後に得るものが無い気がします。
もちろん大型大会に出ることは、これらのスキルをいっぺんに磨くことが出来るので、まずは出ることが大事だと思います。本戦勝てる自身がないという人もまずは出ることできっと得るものがあるんだと感じました。
チャンピオンズリーグFinal 使用デッキ アローラキュウコンうきにんさんリスペクトver.
先日行われたチャンピオンズリーグFinalで使用したデッキです。
アロコン紅白でうきにんさんが使われていたアローラキュウコンデッキをチューニングしたものになります。4-1-1と、ポイントこそ逃したものの本人の実力以上の結果を出してくれました。うきにんさんご本人を会場でお見かけしたのですが、タイミングが合わずお礼が言えなかったのでここでその代わりとさせて頂きます。
原案は
にあるデッキレシピです。
よくあるアローラキュウコンGXを主体としたものではなく、ひかりのけっかいアローラキュウコンが4投されているものです。曰く「相手のオカルトマニアより多くひかりのけっかいキュウコンを立てればいい」とのことで、コンセプトは明快です。
▼使用理由
うきにんさんが書かれているように、新弾発売前の時点ですでにEX/GXが多い環境でした。ガメスボルケは言うにおよばず、ルガルガン、ブルル、白レック……。さらに新弾でマーシャドーGX、サーナイトGX、ネクロズマGX、グソクムシャGXとトーナメントレベルのカードが出たことで、その傾向は(特に新弾発売直後のこのFinalは)加速すると考えました。
特にグソクムシャGXについては、相棒に採用されやすいゾロアークが小アロキュウのオーロラビーム+ちからのハチマキでワンパンできることから好相性です。実際、本戦では2マッチゾロアークグソクムシャGXを踏み、2戦とも勝っています。
▼デッキレシピ
アローラキュウコン うきにんさんリスペクトver.
◯ポケモン13
4 アローラロコン
2 アローラキュウコンGX
1 カプ・レヒレGX
2 カプ・テテフGX
◯サポート16
4 プラターヌ博士
4 N
2 グズマ
1 こわいおねえさん
1 クセロシキ
1 カリン
1 スイレン
1 アセロラ
◯グッズ14
4 バトルサーチャー
3 ハイパーボール
2 ちからのハチマキ
2 かるいし
2 アクアパッチ
1 レスキュータンカ
◯スタジアム6
3 うねりの大海
3 せせらぎの丘
◯エネルギー11
7 水エネルギー
4 ニコタマ
うきにんさんの使用されたものとの違いは以下のとおりです。
out:フラダリ2、AZ1、ガマゲロゲEX1、アクアパッチ1、うねりの大海1
in:グズマ2、かるいし2、ポケモンだいすきクラブ1、せせらぎの丘1
もとのバージョンがアローラコンストラクション用だったため、AZとガマゲロゲを抜いてかるいし枠を用意しました。グズマはアクアパッチと相性がよく、またひかりのけっかいが効かない非EX/GXの混ざったデッキを相手にする場合、アローラキュウコンGXと入れ替えながら戦うので、フラダリとチェンジ。
ポケモンだいすきクラブとせせらぎの丘ですが、実際に回してみるとオカルトマニアで割りとポンポン小キュウコンが死ぬため、常に小キュウコンを2体は立てておくプレイが求められます。なのでロコンが序盤、出来れば1ターン目に2-3体並べる必要があり、ここを増やしました。
ちなみに当初スタジアムはラボ4大海2でした。が、ラボが刺さる相手(ガメスボルケ、白レック等)が基本的にひかりのけっかいが刺さるデッキとかぶっており、それよりもせせらぎの丘を抜いたことによるロコン切れが大ダメージだったので、調整しなおしました。
▼戦績(Aブロック 11位)
1戦目 ✕0-2 vs.メレシールガルガンGX
2戦目 ◯2-0 vs.バットMエルレイド
3戦目 ◯1-0 vs.ナンスゲンガーGXダスト
こうして見るとすべて非EX/GXの混ざったデッキとあたっており、読みがあたったのか外れたのかわかりませんが、ゾロアークグソクムシャGXに2回勝てたのは読み通りでした。実際にハチマキオーロラビームでゾロアークを狩りつくせばなんとかなります。
悔やまれるのは1戦目と6戦目です。ルガルガンは自分が使っていたこともあり、動きはわかっていたのですが、ホイッスル+デスローグGXを警戒しすぎて無理に小キュウコンだけで押そうとしたため、オカルトマニア連打にこちらの展開が追いつきませんでした(ロコン2落ちという不運もあったのですが…)。ので、もう少しキュウコンGXも混ぜて動く必要がありました。反省。
6戦目は単純に練習不足です。オーロットネクロズマは存在は知っていましたがまともに動くレシピを組めなかったため、スルーしていました。
・レヒレGXのカプストームGXで一度はロックを解除できる
・うねりの大海でフィアーを消せる(水ポケのみ)
・スタジアム多投のため次元の谷をほぼ返しで壊せる
とそれなりに戦える要素はあったのですが、お互い打点が低いため時間がかかり引き分け。立ち回りを考えればなんとかなる相手だと思うので、練習です。
今後使うとしたらだいすきクラブやパッチあたりを抜いて水エネとハチマキを増やすかもしれません。理由は
・オーロット戦でテテフに乗ったダメカンを減らせるスイレンをより確実に使いたい
・ゾロアークグソクムシャGX戦で確実に小キュウコンにハチマキを巻かせたい
です。
デッキは確実に環境に刺さっており、勝てるデッキでした。本人の実力不足でもっとフィーチャーさせられなかったのが残念です。うきにんさんありがとうございました。
【募集停止】カップル向け2on2 ニャオニクス杯 開催のお知らせ
ポケモンカードのカップル向けタッグバトル、ニャオニクス杯の開催をお知らせします。妻のブログで少し前に簡易告知させて頂きましたが、場所と日時が確定しましたので正式告知となります。
※非公認イベントとなります
▼ニャオニクス杯概要
◯日時
・2017年7月30日(日) 13時~(12時半受付開始)
◯タイムテーブル
・スイスドロー3,4回戦程度を想定
1300-1330:開会式
1330-1400:1回戦
1415-1445:2回戦
1500-1530:3回戦
1545-1615:4回戦(人数次第でない可能性もあります)
1630-1700:閉会式
※終了後二次会等も予定
◯場所
バトロコ高田馬場店
http://baba.bato-loco.com/?page_id=242
◯定員
会場のバトロコ高田馬場店様の素晴らしいご厚意により
20組40名→28組56名
に拡大しました!
※満席のため募集停止中です
◯ルール
下記を参照
◯参加費
500円/人
◯初心者向けティーチングあります
・出たいけど知らない人とのカード対戦に自信がない
・初心者なのでデッキを見て欲しいというペア
の方には、当日の大会前に対戦に慣れていただくことができますので、お気軽にご相談ください。11時からやります。参加ご希望の方はエントリー時にチェックボックスでチェックをお願いします。
◯その他
・筆記用具
・ダメカン
・各種マーカー
は各自でご持参下さい。
◯参加申し込み方法
本エントリ最下段にあるエントリフォームから
▼ニャオニクス杯の狙い
敢えてカップル用のタッグバトルを開く狙いは、
・カップルでポケカをやっているが、ジムバトルや大きな大会はちょっと出づらい
・ポケカをやっていてパートナーも興味がありそうなので、何かの機会があれば始めたい
・ふたりともポケモンが好きでカードは持っているが、ちゃんとデッキを組んだことはない
といった方々が一歩先に進んで貰えるよう、背中を押すことです。
そんな人達おるんかいな、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、僕も妻とポケカを始めて、自主大会に出てみると意外にいることが分かりました(ジムバトルや大型大会にはあまりいません)。そうした方々が、これを機会にポケカの世界をもっと楽しんでもらえるようにしたいと考え、開催に至りました。
僕は妻と2人でポケカを始めましたが、夏の大型大会などに出てみると、親子用のタッグバトルはあるのにカップル用のが無い! 出てみたい! となったのがもともとのきっかけでした。「アローラコンストラクション」などを主催している「たいあたりジム」のトイさんに「カップル向けの大会とかないんですかねえ」と話してみたところ、「僕らの自主大会にちょいちょいカップルの方いますよ。やったらいいじゃないですか」と言われ、話が進んだという経緯です。
なおそんな経緯ですので、僕と妻はプレイヤーとして参加します。ので当日の運営は残念ながら参加資格がない「たいあたりジム」トイさんにご協力を頂きます。
▼特殊ルールについて
なにぶん2on2かつカップルでやることに意義がありそうな感じに仕立て上げるために、まだ調整中でございます。男女ペアの場合、女性側の方がビギナーであるケースが多いようなのでその分を埋め合わせするため女性側のみGXを2回使えるようにしてみました。
またせっかく2on2でやるので、何か協力感というか、一緒にやってる感があるといいねということでサイドカードの共有を予定しています。まだ調整中ですので確定次第アナウンス差し上げます。
▼エントリフォーム
現在募集停止中です。
色々と書きましたが、当日は参加者の方と楽しく過ごせることが何よりの成功だと思っています。よろしくお願いいたします!
第三回☆みんなのデデンネ杯に出てみたよ
みやたさん主催の第三回☆みんなのデデンネ杯に参加して来ました。新しいデッキを試すのと、某カップル向け大会を開催するのでみやた夫妻に招待状をお届けするのが目的です。参加人数22名くらいだったでしょうか。ジムバトルや自主大会はこのくらいの規模がちょうどいい気がします。4回戦くらいすると終わる感じ。主催ありがとうございました!&お疲れ様でした!
デッキはアロコン紅白やチャンピオンズリーグで使えなかったデッキを使うつもりでした。
どっちもだいぶピーキーなんですが、ドヒドイデは新弾で毒が強化されるのでそれを待って使うことにしました。よって持ち込むのは祈りダークライ。海外で入賞してたアレです。りゅうのいのりしてからエネつけまくってあくのはどう!どーん!なアレです。
▼対戦結果
◯1回戦
vs. マイキーさん ✕ アローラキュウコンGX+アローラキュウコン
「オカルトマニア入れ忘れた……」
ひかりのけっかいを突破できず負け。
◯2回戦
ミウラさん ✕ まるごしヤドキング+エフェクトブイズ
春ファンに続き2度目の対戦。春ファンのときは僕がエネなしニョロトノファミリーズを使ってましたが、今回はミウラさんがエネなしまるごしヤドキングでした。非常に面白いデッキだったんですが僕が事故ってシェイミ倒されて種切れという幕切れ。すいません……。春ファンの実質カガリに続き実質3エネに負けるという実質ほにゃららに弱いという法則が出来ました。
◯3回戦
お名前失念 ✕ MフーディンEX
なかなか谷やエネルギーが引けない様子も、まあ一枚引ければなんとかなる技構成なので序盤は殴り合い。なかなかこちらがエネルギーを上手く引けず打点が上がらない所でフラダリで負け。ギラティナEXがかなり刺さったので勝ちたかったんですが。
◯4回戦
鯖さん ◯ MハッサムEX
初! ようやくヨノワールじゃない鯖さんにも慣れて来ました。試合は3ターン目あたりにシェイミシェイミプラターヌで一気に13個くらいエネがついてそのまま制圧。ようやくデッキが回りました……。ちなみにフリーでやったvs.ブルルガノンとの「脳筋!先に殴ったほうが勝ち対決!」は負け。先に殴られたから。これはこれで楽しかった。
ということで残念ながら1-3でした。祈りダークライ、動かし方はシンプルなはずなんですが、イマイチ回ったり回らなかったりの差がある模様。あとオカルトマニアは入れよう。ただどっちみちラボが厳しいけど。そして妻は以前ブログで書いたデンリュウデッキを改良し持ち込んだところ、2-2でした。デンリュウより勝率悪かった……。
終わったあとはみやたさん宅におじゃましてボドゲ三昧。どれも面白かったです。しかしみやたさんの回りはボドゲ教育が皆さん施されてますな……。プレイも教えるのも上手かった。一番好きだったのはクーでした。それ以外のゲームもだいたいブラフかけるゲームが多く、「ボドゲは性格が出るんだな……」って思いました。なお我が家にあるボドゲはモノポリーのアイラ島エディションです。蒸留所のマスに止まるたびにウィスキー一杯飲む勝手ルール付き。
自分でデッキを組んだことのない妻が1人でデッキを組めるようになるまで
今回は本筋に入る前にブログ名のお話からです。僕はポケモンカードを妻とやっております。なぜニャオニクスかというと、カップルっぽいポケモンがニャオニクスだったので、ニャオニクスな日々です。もしかするとトリトドンな日々だったかもしれません。いやあれは東西か。とにかく極めてイージーな理由です。
その妻ですが、1年近くポケカをやっているものの、自分でデッキを組んだことがありりません。僕がデッキを組み、負けると「勝てるようにして!」と僕がオーダーを受け、僕がチューニングします。べつに家庭内環境をさらけ出すつもりはないのですが、とにかくデッキ構築に関してはザ初心者です。ところが最近、外で対戦する機会が増えてポケカ熱が上がったようで「自分でデッキを組みたい!」と言い出しました。とはいえさすがに徒手空拳では厳しいので、試しに家庭内講習会をすることになりました。備忘録としてそのプロセスをここに載せておきます。
▼考え方―カードを4種類に分ける
普通、ポケカでデッキを組むときは「ポケモンがこれとこれ、サポートがこれとこれ……」みたいな感じで組むと思います。ただこれはデッキを組むのに慣れてる人のやり方で、そもそも自分で組んだこと無い!という人には実はハードルが高い入り方だと考えていました。
そこで今回妻にはまず最初に「1.使いたいカード(コンセプト)」を挙げてもらいました。そしてそれを中心に
2.コンセプトを実現するためのカード
3.弱みを補うカード
0.どのデッキにもだいたい入るカード
を一緒に考えました。
0.どのデッキにもだいたい入るカード
ハイパーボールやバトルサーチャー、プラターヌ、フラダリなど「とりあえず入るカード」は予めスペースを割いておきます。忘れてあとから入れようとすると枚数調整が面倒になるので。枚数は仮なのであとから調整をかけます。
4 プラターヌ博士
4 N
2 フラダリ
4 ハイパーボール
4 バトルサーチャー
1.使いたいカード(コンセプトカード)
・MデンリュウEXの「エクサボルト」で170打点+確定マヒで相手を確実に倒しつつ
・デメリットである自身への30ダメージを「うねりの大海」で解消し技を連発する
というコンセプトになりました。
ということで、とりあえず必要なカードを用意します。
※枚数は後で調整するので仮置きです。
4 デンリュウEX
3 MデンリュウEX
4 うねりの大海
4 Mデンリュウソウルリンク
2.コンセプトを実現するためのカード
◯エネルギー
まず考える必要があったのはエクサボルトのエネルギーでした。雷雷+無色2というのは環境云々を抜きにしても重いです。まずニコタマは必須です。電気エネルギーもそれなりに要ります。とりあえず8枚くらいは必要だろうと考え、同じように枚数を仮置きします。
8 雷エネルギー
4 無色ニコタマ
◯エネルギー加速
とはいえエネルギーを十分に用意しても4エネは厳しいことに変わりありません。何らかの加速が必要です。メガターボはひとまず採用として、それ以外の加速手段についてはここで分岐が発生します。
A.デンリュウEXのサンダーロッド(山札4枚めくって中の雷エネを好きに付ける)
B.MライボルトEX(+バトルコンプレッサ、ピーピーマックスなど)
Z.(共通)メガターボ
最初に妻が選んだのはデンリュウEX自体で加速するA案でした。当然そのままでは安定しないので山札の順番を操作できるマオを追加で用意します。またマオを引くためにカプ・テテフGXを入れました。メリットはデンリュウ単騎で動けることと、スペースに余裕が出来ることです。
2 マオ
1 カプ・テテフGX
3 メガターボ
◯ドロー・サーチ
コンセプトカードにソウルリンクとうねりの大海があり、これらは序盤に必ず引きたいカードです。そのためトレーナーズポストで入手確率を上げます。またこれらを含めてそこそこ要求パーツが多く、またテテフGXはマオを呼ぶために使う可能性があるため別のドローソースとしてシェイミEXを採用しました。
4 トレーナーズポスト
2 シェイミEX
3.弱みを補うカード
ほぼデッキの骨格は完成したので、残りのスペースで弱点を補完します。このデッキが苦手なのは、
・ガメスボルケや白レックなどの速攻性のあるデッキ
・アローラキュウコン(ひかりのけっかい)、メレシー
・ルガルガンなどの闘デッキ
・(軽石が使えないため)フラダリなどでエネのないデンリュウが縛られる動き
・エクサボルトでマヒさせた相手がアセロラやAZで戻される動き
あたりです。速攻型のデッキに対してはいったんオカルトマニアで速度を減速させることにしました。こちらの場が完成すれば勝ち筋はあるからです。また2番目のアローラキュウコンやメレシー対策も兼ねています。
3番目の闘デッキは根本的な対策は正直厳しいです。が、ルガルガンに関してはエネ破壊が刺さるためクセロシキを採用。フラッシュエネルギーも検討しましたが逆に改ハンを食らってテンポを失うこと、サンダーロッドの対象にならないことから不採用としました。
またデンリュウが縛られる動きについては、アセロラとカプ・コケコGXを入れることとしました。逆に相手のアセロラ・AZは直接防ぐことはできません。そこでエクサボルトの火力を上げてワンパン範囲を広げることで、間接的にアセロラの活躍機会を減らすことにしました。とはいえソウルリンクがあるためハチマキなどは使えません。そこでククイ博士で打点を上げることにしました。20とはいえ、エクサボルトの打点が170なので、HP180まで見れるようになったのは大きな進歩です。
1 オカルトマニア
1 クセロシキ
1 アセロラ
1 カプ・コケコGX
1 ククイ博士
ここまでで枚数を数えると62枚。あと2枚減らす必要があります。とりあえず、0で入れたプラターヌ博士とNを一枚ずつ落としました。トレーナーズポストもテテフGXもあるのでとりあえず何とかなるだろうという楽観的観測です。動かしてみて必要であればまた入れます。
※選択肢も含めて実際に並べるのがミソ
上から順に「0.どのデッキに入るカード」「1.コンセプト」「2.コンセプトを実現するカード(エネルギー+メガターボ)、同エネ加速の選択肢A~C(メガデンリュウとデンリュウのフィギュアは敷居です)、同ドロー・サーチ」「3.弱みを補うカード」です。選択肢は頭の中でだけ考えるのではなく実際にパターンを洗いだしたらカードを並べるのが重要です。またなるべくチューニングするごとにその過程を写真で撮っておくことをお勧めします。
▼対戦~チューニング
ひとまずデッキが完成しました。ちなみに文章だと上記をすべて僕が考えたように見えてしまいますが、当然妻と「エネ加速する手段は何がある?」「このデッキは何に弱い?」などのコミュニケーションを挟んでいます。
なおこの当初のバージョンは動かす前から不安がありました。上手く動けば2-3ターン目にはエクサボルトを打てるのですが、なにせ「デンリュウEXが前に出る→マオを使ってサンダーロッド→ソウルリンク付けて進化してエネはってエクサボルト!」と非常に単線的な動きを前提としており、この動きから少しでも外れると途端に弱くなります。そしてかるいしが入っておらず、テテフやシェイミの打点を上げる道具もないため、元の路線に戻るための時間稼ぎも厳しい構築です。
チューニングのためいくつかのデッキと対戦した結果、不安は現実のものとなりました。当然そう簡単に2-3ターン目にエクサボルトが打てるはずもなく、かつ1ターンでもエネが貼れないと致命的なテンポロスになります。特にデンリュウ以外でスタートした時の動きがかなり厳しいため、エネ加速の手段を変更することにしました。
チューニングはMライボルトEXを経て、今はレックウザを試しています。上記の4分類は最初にデッキを組むときにも役に立ちますが、本領を発揮するのはチューニングだと考えています。最初から思い通りの動きをするデッキが組めることは稀です。作った、負けた、そのまま放置、にならないように、デッキの中身をモジュール化し、さらにそれを分岐した選択肢含め記録しておくことで、どこが悪かったのか、効率的に考えられるようになります。実際妻はこれを期に1人でデッキをチューニングするようになりました。
▼まとめ
◯デッキの中身をモジュール化する
1.使いたいカード(コンセプト)を決めて、
0.どのデッキにもだいたい入るカード
2.コンセプトを実現するためのカード
3.弱みを補うカード
の3つを考える。
◯複数の選択肢が生まれたらいったん全部洗い出してカードを並べてみる
◯バージョンごとに記録を残しておく
何かのご参考になれば幸いです。